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よくあるご質問:お薬について

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緑内障の患者さんが使用できる風邪薬はありますか。

OTC薬の風邪薬では抗ヒスタミン薬を含まない葛根湯などの漢方薬です。

【解説】
風邪薬に含まれる成分の中でも抗ヒスタミン薬には注意が必要です。抗ヒスタミン薬は主として鼻水、鼻づまりに有効な成分でほとんどの風邪薬に含まれています。抗ヒスタミン薬(塩酸ジフェンヒドラミン、クレマスチンフマル酸塩、ジフェニルピラリン、クロルフェニラミンマレイン酸塩、カルビノキサミンなど)が緑内障症状を悪化させますが、実際に注意が必要なのは閉塞隅角緑内障の患者(全緑内障の約1割)です。開放性緑内障で眼圧がコントロールされていれば問題ないとされています。こうした薬剤を使用する場合は医師の許可が必須です。眼圧をあげる傾向にある注意が必要な成分としてはエフェドリン、メチルエフェドリン、フェニルプロパノールアミン、カフェインなどがあり慎重投与になっています。

【基礎知識】
緑内障は眼圧が高まって視神経が障害され、視力の低下や視野の狭窄の症状に始まり適切な治療を行わないと失明することもあります。緑内障には症状が急に悪くなる閉塞隅角緑内障と、徐々に悪くなる開放隅角緑内障があります。特に市販の風邪薬を購入する時、注意が必要なのは閉塞隅角緑内障です。閉塞隅角緑内障は毛様体で作られた房水が隅角の閉塞により排出がうまく行かず、急激に眼圧が上昇することがあります。抗ヒスタミン薬の中でも第一世代と呼ばれるものでは、抗コリン作用が隅角の閉塞を惹起します。抗ヒスタミン薬、抗コリン薬を含む薬は風邪薬に限らず房水の排出をさらに悪くさせるので注意が必要です。

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