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2014年10月29日 掲載

乾燥肌の薬の選び方を薬剤師が解説

薬剤師 健康マイスター 林 秀典

そのお悩み、私がお答えします!/ 薬剤師 健康マイスター 林 秀典

空気が乾燥してくる秋冬。服を着ると肌がチクチク、カサカサかゆい。手や指が荒れたり、かかとがひび割れたり。
毎年悩まされている方は多いと思います。ここでは乾燥肌の原因から治療と予防までをご紹介します。
今冬からは自分にあった薬を選んで、健やかな肌をめざしましょう!

乾燥につながる生活習慣

生活習慣

暖房・冷房の長時間使用

暖房・冷房の長時間使用

空気が乾燥するので肌の水分が蒸発しやすい環境に

栄養バランスの乱れ

栄養バランスの乱れ

ビタミンやミネラルが不足すると、肌のターンオーバーやバリア機能が低下することも

肌をこすりすぎる

肌をこすりすぎる

体を洗う時やふく時にタオルで強くこするのはNG。また、石けんを使いすぎると肌に必要な脂質まで洗い流してしまうことに

入浴の仕方

入浴の仕方

長時間の入浴や熱いお湯は、肌に必要な脂質を落としてしまうことに。特に熱いお湯は肌に刺激となり、症状が悪化する場合もあります。

紫外線

紫外線

紫外線は肌にダメージを与えて乾燥を招く元。肌老化にも大敵。

運動不足

運動不足

体を動かさないと肌の新陳代謝も低下します。

運動不足

化粧品や薬が原因の場合も・・・

今使っている化粧品は肌になじんでいますか?
自分の肌に合わない化粧品は逆に刺激となる場合もあります。バリア機能を低下させて乾燥を招くことになってしまいます。
また、医薬品の副作用で乾燥肌になることも。特にアレルギー体質やアトピーの人は肌が過敏なため、こういった化粧品や医薬品に原因がないか、チェックしてみてください。

症状別に選ぶ乾燥肌の薬・クリーム

薬局に並ぶさまざまな種類のケア製品。
「この中からどれを買ったらいいかわからない・・・」という方はけっこういらっしゃいます。
選ぶ時はできればパッケージに表示されている成分をチェックしましょう!

選ぶ時はできればパッケージに表示されている成分をチェックしましょう! 薬に含まれる成分 尿素 角化症や老人の乾皮症に ヘパリン類似物質 粉ふきがちの肌に 抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン) かゆみを抑えたい場合に セラミド 敏感肌の方に ビタミンE ひび・あかぎれなど手指の荒れに

気軽にはじめる乾燥予防

日常生活を見直そう

日常生活を見直そう 冷暖房を長時間つけないように 衣類はできるだけ肌にやさしいコットン素材を 肌バランスを整えるためにも睡眠はしっかりと 適度な運動で肌の代謝を高めて健やかに

食事を見直そう

  • かゆみや湿疹が出ている時はアルコールや香辛料などの刺激物は控える
  • 毎日のメニューの中で、乾燥肌によいとされる食物を積極に食べるように心がけましょう。

DHA・EPA

DHA・EPA

イワシ、サンマ、サバ、アジなど

亜鉛

亜鉛

牡蠣、レバー、卵、チーズ

ビタミンA

ビタミンA

レバー、ウナギ、緑黄色野菜、卵黄、バター

ビタミンC

ビタミンC

キウイ、イチゴなどの果物、パプリカ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜

ビタミンE

ビタミンE

アーモンド、ピーナッツなどのナッツ類、いくら、ウナギ、イワシ、アボガド

※フルーツや野菜は、乾燥肌対策には生で食べるのがベストです。

かゆくてもかかない!

かくと悪化してしまいます。

かかないための重要ポイント

  • かゆみが強くなる前に保湿クリームでケアをする
  • スプレー式の化粧水など肌にやさしい水分や冷たいタオルで冷やしてかゆみを抑える
  • 強く掻きくずさないよう、爪を短く切る
  • 汗をかいたらそのままにせず、拭き取る

化粧品を見直そう

特に顔の乾燥で悩んでいる場合、お使いの化粧品が合っていない場合が。
乾燥肌用、敏感肌用と明記してある化粧品に変えて様子を見ましょう。
選び方に迷った時は、スギ薬局内のスタッフ(薬剤師、ビューティアドバイザー)にご相談ください。

紫外線対策も忘れずに

紫外線は乾燥をはじめ肌ダメージの大きな原因。
外出時は日焼け止めを塗る、日傘や黒い服、長袖を着る、帽子をかぶるなど、できるだけ肌へ紫外線を吸収させない対策を。