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2015年2月25日 掲載

花粉症の薬を薬剤師が解説

薬剤師 健康マイスター 菅井俊作

そのお悩み、私がお答えします!/ 薬剤師 女性の健康マイスター 杉浦由和

春の訪れとともに、今年もまたやっかいな花粉症のシーズンがやってきました。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目や皮膚のかゆみ、集中力の低下などなど、症状も人それぞれ。辛さをやわらげるには、お薬をうまく使って花粉をできるだけ寄せつけない生活を心がけるのが基本です。3月からの花粉ピーク時に備えて、今からしっかり対策を!

花粉症の原因となる植物は約60種類

花粉症の原因となる植物は、日本国内に約60種類ほどあるとされています。冬から春にかけてはスギ、ヒノキ、シラカバ、カバノキ、ブナ、キンモクセイ。夏から秋にかけてはイネ、キク、ブタクサなど。花粉症の原因はアレルギー体質の遺伝といわれていますが、スギが多く植林されている場所に住んでいる人に症状が強く出たりと住環境も関係しています。

歯肉に所見※のある人の割合(歯周ポケット4mm以上)

お出かけ時から帰宅まで。花粉を寄せつけないための基本対策

外出時は・・・

マスク着用は外出時の基本。花粉が中に入らないよう、つけた時にできるだけすき間があかないものを選びましょう。
目のかゆみに悩まされる人はメガネを。飛散時期はできるだけコンタクトレンズは控えたほうがよいでしょう。
晴れている日や風の強い日は花粉が飛びやすいので、症状の重い方は可能であれば外出を控えましょう。
服装にも工夫を。上着は表面がつるつるとしたものを着れば花粉が付着しにくくなります。

帰宅時は・・・

玄関に入る前に、まず服についた花粉を払いましょう。
手洗いや洗顔、うがいをして、花粉を洗い流してください。

室内では・・・

干した洗濯物は付着した花粉を払ってから室内に取り込みましょう。
花粉の飛散が多い日は、ドアや窓を開けないようにしてこまめに室内を掃除しましょう。

持病のある方は薬選びに気をつけて!

前立腺肥大、緑内障、 高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害、心臓病、てんかん、喘息、アトピー性皮膚炎などの持病がある方は、花粉症の症状を抑える薬が服用できない場合があります。配合されている成分によって異なるので、購入前に薬剤師にご相談ください。

授乳婦さんは内服薬の成分が母乳に移行する可能性があるため、薬剤師にご相談ください。

薬剤師 健康マイスター 菅井俊作

症状を感じたら、早めの対策で乗り切りましょう。

現在、日本人の25%が花粉症だといわれています。(2008年全国調査)
私自身も数年前からスギの花粉症の症状が出ています。アレルギー症状は放っておくと重症化したり慢性化することがあるので、「まだ軽いから大丈夫」と思わずに早め早めの対処をしてくださいね。