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2014年9月24日 掲載

メタボ基準とメタボの薬を薬剤師が解説

薬剤師 女性の健康マイスター 森田 直美

そのお悩み、私がお答えします!/ 薬剤師 女性の健康マイスター 井上夕紀

うちの主人、最近メタボ気味かも?・・・と感じている奥様、メタボのことは理解できていますか?
今ではすっかり浸透した言葉ですが、体型の問題だけではないんです。そのうち深刻な状態にもなりかねないので、忙しさで体調に気遣えない旦那様のためにもきちんと管理してあげてくださいね。

メタボ基準とメタボの概要

メタボリックシンドローム(メタボ)とは「内臓脂肪症候群」のこと。食べ過ぎや運動不足など生活習慣の乱れから、内臓に脂肪が蓄積された状態をいいます。その状態が続くと見た目の肥満だけではなく、やがて動脈硬化を起こし、さらには心臓疾患や脳卒中を起こすリスクが高まります。病状によっては半身マヒや認知症など、要介護になることも。メタボリックシンドロームかどうかは脂肪の蓄積度合、コレステロール値、血圧、血糖値から判断されるので、あてはまる方は重篤な病気を発症しないよう、生活習慣を改善する必要があります。

メタボ基準

内蔵脂肪型肥満

内蔵脂肪型肥満

腹囲(へそ周り)
男性:85cm以上
女性:90cm以上

+

コレステロール・中性脂肪

LDL 140mg/dL以上
中性脂肪:150mg/dL以上
HDL*:40mg/dL未満

すると

脂質異常症

血圧が高い

最高(収縮期)血圧:140mm以上
最低(拡張期)血圧:90mmHg以上
のいずれかまたは両方

すると

高血圧症

血糖値が高い

空腹時血糖値:126mg/dL以上

すると

糖尿病

3つの症状のうち2つが重なると・・・ メタボリックシンドローム

*HDL:高比重リポたんぱく。血液中の余分なコレステロールを減らす物質

メタボ度チェックリスト

旦那様は大丈夫?メタボ度を今すぐチェック!
秋の食材

食欲の秋には理由があった!?

旬の食べ物がおいしく感じられる秋は、理論的にも食欲がわく時期。

まず秋から冬にかけて日照時間が減少すると、精神を安定させる働きのあるセロトニンという脳内物質が減少します。それを補おうとしてセロトニンを多く含む糖質や乳製品、肉類を本能的に食べてしまうのです。

2つめの理由は、気温の変化に対する体の反応。気温が下がると、体温を保持しようと体内の熱産生が高まり、基礎代謝が上がります。そうなるとその分エネルギーが必要になるので、補給するためにお腹がすくのです。

秋に食欲が増すのは、寒い季節に備えてエネルギーを蓄えようとする自然なことなんですね。

食欲の秋には理由があった!?

夫婦で取り組む、メタボの予防策

旦那様自身が気をつけること

旦那様自身が気をつけること

  • 通勤は比較的近距離ならは徒歩、または自転車に変えてみる。
  • エスカレーターやエレベーターに乗らずできるだけ階段を利用する。
  • 電車では座らないようにする。
  • 週末は休むだけでなく散歩や洗車、ガーデニングなど体を動かす。
  • 満腹感を得るためによく噛んで食べる。
  • ファーストフード類は控えめに。
  • 暴飲暴食はしない。
  • 特定保健用食品の健康茶を飲む。
  • 禁煙。お酒を控える。

奥様がしてあげること

奥様がしてあげること

  • コレステロールを排泄させるために、野菜や海藻など食物繊維が豊富なメニューを増やす。
  • 目のつく所に食べ物を置かないようにする。
  • 間食やデザートのカロリーを考える。
  • 週末は家族でウォーキングをしたり運動をする。
  • 栄養バランスのとれたお弁当を作る。
  • だし汁やうま味食材を利用して塩分や糖分を控えた調理にする。
  • 洋食よりも、だし汁や野菜を使う和食メニューを増やす。

薬剤師 女性の健康マイスター 井上夕紀

大切な旦那様のために、夫婦そろってメタボ対策を

メタボ対策はもちろん本人の努力が必要ですが、家族の協力も重要。夫婦そして家族の将来のことを考え、日常生活を見直して健康を管理しましょう。40歳以上の被保険者・被扶養者にはメタボ予防のための健診・保健指導が実施されているので、年に一度は健診を。生活習慣でお悩みがあれば、スギ薬局のスタッフもサポートさせていただきますよ!