なぜ、飲みすぎは体に悪いの？理由や多量飲酒を避けるポイントに関する記事となります。スギ薬局が運営するWEBメディア【スギチャンネル】健康に関わる様々な情報や、お得な情報を発信中！

なぜ、飲みすぎは体に悪いの？理由や多量飲酒を避けるポイント | スギ薬局グループお客様サイト

なぜ、飲みすぎは体に悪いの？理由や多量飲酒を避けるポイント

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目次

<ol>
	<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%81%AE%E9%A3%B2%E3%81%BF%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%8C%E4%BD%93%E3%81%AB%E6%82%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1">お酒の飲みすぎが体に悪い理由</a>

	<ol>
		<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%81%AE%E9%81%A9%E9%87%8F%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%8C%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%EF%BC%9F">お酒の適量はどれくらい？</a></li>
		<li><a href="#%E9%A3%B2%E3%81%BF%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%82%8B%E7%9F%AD%E6%9C%9F%E7%9A%84%E3%81%AA%E4%BD%93%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF">飲みすぎによって起こる短期的な体への影響</a></li>
		<li><a href="#%E9%A3%B2%E3%81%BF%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%82%8B%E9%95%B7%E6%9C%9F%E7%9A%84%E3%81%AA%E4%BD%93%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF">飲みすぎによって起こる長期的な体への影響</a></li>
	</ol>
	</li>
	<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%81%AE%E9%A3%B2%E3%81%BF%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88">お酒の飲みすぎないためのポイント</a>
	<ol>
		<li><a href="#%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E9%A3%B2%E3%82%80">食事をしながら飲む</a></li>
		<li><a href="#%E4%BA%8B%E5%89%8D%E3%81%AB%E9%A3%B2%E3%82%80%E9%87%8F%E3%82%84%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E6%B1%BA%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8F">事前に飲む量や時間を決めておく</a></li>
		<li><a href="#%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%A3%B2%E6%96%99%E3%82%92%E4%B8%8A%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B">ノンアルコール飲料を上手に取り入れる</a></li>
		<li><a href="#%E3%81%A4%E3%81%84%E9%A3%B2%E3%81%BF%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E7%9B%B8%E6%89%8B%E3%82%84%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%81%AF%E9%81%BF%E3%81%91%E3%82%8B">つい飲みすぎてしまう相手や場所は避ける</a></li>
		<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%BF%E3%82%84%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E7%99%BA%E6%95%A3%E6%B3%95%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B">お酒以外の楽しみやストレス発散法を見つける</a></li>
		<li><a href="#%EF%BC%88%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%91%EF%BC%89%E3%82%B9%E3%82%AE%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8%E5%93%A1%E3%81%8C%E8%A9%A6%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E7%B5%90%E6%9E%9C%E2%80%A6%E2%80%A6">（おまけ）スギチャンネル編集部員が試してみた結果……</a></li>
	</ol>
	</li>
	<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%82%92%E9%A3%B2%E3%82%80%E5%89%8D%E3%83%BB%E6%9C%80%E4%B8%AD%E3%83%BB%E9%A3%B2%E3%82%93%E3%81%A0%E5%BE%8C%E3%81%AB%E6%91%82%E5%8F%96%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E8%89%AF%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE">お酒を飲む前・最中・飲んだ後に摂取すると良いもの</a>
	<ol>
		<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%82%92%E9%A3%B2%E3%82%80%E5%89%8D">お酒を飲む前</a></li>
		<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%82%92%E9%A3%B2%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E6%9C%80%E4%B8%AD">お酒を飲んでいる最中</a></li>
		<li><a href="#%E3%81%8A%E9%85%92%E3%82%92%E9%A3%B2%E3%82%93%E3%81%A0%E5%BE%8C">お酒を飲んだ後</a></li>
	</ol>
	</li>
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<main>
 「お酒の飲みすぎは体に悪い」ということは多くの方に知られていますが、その一方でなぜ体に悪いのか、具体的な理由まではよく分からないという方も少なくありません。

 

そこでこの記事では、適切な飲酒量を紹介するとともに、飲み過ぎによって起こる体への影響について解説します。

 

また、お酒を飲みすぎないためのポイントや、飲む前・最中・後に摂取すると良いものについてもご紹介します。 
 

<h2 id="お酒の飲みすぎが体に悪い理由">お酒の飲みすぎが体に悪い理由</h2>



 

<img alt="お酒の飲みすぎが体に悪い理由" data-entity-type="file" data-entity-uuid="5d90b80e-c881-4a32-bfae-a897c527f038" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/AdobeStock_111407455.jpeg?VersionId=5d3cREWr.AKvhlwfrk8s8PtdoOpjCEm2">

 

まずは、お酒の適量と飲みすぎによって起こる体への影響について見ていきましょう。

 

<h3 id="お酒の適量はどれくらい？">お酒の適量はどれくらい？</h3>

厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、節度ある適度な飲酒量は1日平均純アルコールで約20g程度とされています。

 

＜純アルコールで約20gに相当するお酒の量＞

<img alt="純アルコール20gに相当するお酒の量" data-entity-type="file" data-entity-uuid="ec6e849b-615b-44cf-bf29-dabe115d7697" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/%E7%B4%94%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB20g%E3%81%AB%E7%9B%B8%E5%BD%93%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E9%85%92%E3%81%AE%E9%87%8F.jpg?VersionId=KBRIn3YP4XY5Ue14MSYOisV2CsSxbT4D">

 

また、以下のことも留意点として挙げられています。

 

<ul>
	<li>女性は男性よりも少ない量が適当である</li>
	<li>少量の飲酒で顔面紅潮を来す等アルコール代謝能力の低い者では通常の代謝能力を有する人よりも少ない量が適当である</li>
	<li>65歳以上の高齢者においては、より少量の飲酒が適当である</li>
	<li>アルコール依存症者においては適切な支援のもとに完全断酒が必要である</li>
	<li>飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではない</li>
</ul>

 

参照：<a href="https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html">厚生労働省 健康日本21（アルコール） </a> 
 

<h3 id="飲みすぎによって起こる短期的な体への影響">飲みすぎによって起こる短期的な体への影響</h3>

摂取したアルコールが血液中を流れて脳に到達すると、脳の神経細胞を麻痺させて酔った状態を作ります。

 

体への影響度合いは人によって異なりますが、飲酒量が多くなり血中濃度が高くなると、フラフラする、会話が支離滅裂になるといった症状が現れるようになります。

 

また、アルコールが体内で分解される際に、アセトアルデヒドという物質が発生します。

 

アセトアルデヒドの分解能力にも個人差はありますが、分解が遅い場合、顔面紅潮、吐き気、動悸、頭痛といった「フラッシング反応」が引き起こされます。このアセトアルデヒドは、二日酔いの原因にもなる物質です。 

 

さらに、一度に多量のお酒を飲みすぎると、急性アルコール中毒をまねく恐れもあります。お酒を飲み慣れていない若者や、アルコールの代謝能力が低いとされている女性や高齢者は特に注意が必要です。

 

<h3 id="飲みすぎによって起こる長期的な体への影響">飲みすぎによって起こる長期的な体への影響</h3>

長期にわたって多量の飲酒を続けると、肝臓に中性脂肪が蓄積し、脂肪肝や肝硬変などの肝臓障害を引き起こすリスクが上がります。

 

また、アルコールとアセトアルデヒドには発がん性があることから、これらの分解酵素の働きが弱い人が多量飲酒すると、口腔がんや咽頭･喉頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がんなどの発症リスクも高まります。

 

さらに、長期間の飲酒は脳卒中やすい臓病、循環器疾患など、多くの疾患の発症と関連があるとも言われており、例えば脳卒中の発症率は飲酒量が増えるにつれて段階的に上がることが分かっています。

 

<h2 id="お酒の飲みすぎないためのポイント">お酒の飲みすぎないためのポイント</h2>



 

<img alt="お酒の飲みすぎないためのポイント" data-entity-type="file" data-entity-uuid="e9df5d93-9942-4b30-a033-2e97ed4e07a1" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/AdobeStock_430136355.jpeg?VersionId=JK9biHkgqU0UeExUF074lmwul3u2pX2y">

 

お酒の飲みすぎは、工夫や対策を行うことで防ぐことが可能です。ここでは、お酒を飲みすぎないためのポイントをご紹介します。

 

<h3 id="食事をしながら飲む">食事をしながら飲む</h3>

お酒はゆっくりと食事をしながら、楽しむことが大切です。中には、お酒を飲むときは何も食べないという方もいますが、食事をとらずにお酒だけを飲んでいると、どうしても飲むペースが早くなってしまいがちです。

 

また、空腹状態での多量飲酒は胃腸を刺激して、粘膜を荒らしてしまう原因にもなります。悪酔いにもつながりやすいため、「食べながら飲む」ことを習慣づけるようにしましょう。

 

<h3 id="事前に飲む量や時間を決めておく">事前に飲む量や時間を決めておく</h3>

お酒を飲み始めるとついつい楽しくなり、長時間にわたってたくさんのお酒を飲んでしまいがちです。これを避けるためにも、事前に飲む量と飲む時間を決めておきましょう。

 

また、周囲に減酒していることを先に宣言しておくのも効果的 です。

 

<h3 id="ノンアルコール飲料を上手に取り入れる">ノンアルコール飲料を上手に取り入れる</h3>

1週間のうち数日は、アルコールをノンアルコール飲料に置き換える日を作るなどの工夫も行ってみましょう。

 

1杯目はアルコール、2杯目以降はノンアルコール飲料にするなど、少しずつ調整をしてみるのもよいでしょう。

 

<h3 id="つい飲みすぎてしまう相手や場所は避ける">つい飲みすぎてしまう相手や場所は避ける</h3>

飲みすぎに注意しようと思っていても、飲む相手や場所によっては、つい飲みすぎてしまいがちです。ただ、こうしたことは事前に予測できることでもあります。

 

上手な断り方を覚える、会う頻度を減らす、いつも飲みすぎる場所には行かないなど、賢く回避するようにしましょう。

 

<h3 id="お酒以外の楽しみやストレス発散法を見つける">お酒以外の楽しみやストレス発散法を見つける</h3>

お酒を飲むことで、リラックスできたりストレス解消になったりしますが、これらはお酒を飲まなくても得られるものです。

 

リラックスやストレス解消の手段をお酒だけにするのではなく、別の手段も見つけるようにしましょう。複数の選択肢を持つことで、アルコール依存につながるリスクも下げることができます。

 

<h3 id="（おまけ）スギチャンネル編集部員が試してみた結果……">（おまけ）スギチャンネル編集部員が試してみた結果……</h3>

お酒を愛するがゆえ、飲むときはいつもお酒だけに集中してしまう（何も食べない）スギチャンネルの編集部員が、「食事をしながら飲む」を実践してみました。 
 

<img alt="スギチャンネル編集部員が試してみた結果……" data-entity-type="file" data-entity-uuid="4c97e2f7-829a-4dbc-9443-4359eae9638e" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/IMG_8179.jpg?VersionId=fcv3XPaDFAx6qYRjaQjK.qWzf9yqv318">

 

グラスワイン2杯のお供に、サラダやほっけ、つくね、煮卵、ポテトサラダなどを用意。

 

いつもは、すぐに飲み干してしまうお酒の量ですが、食事を挟むことで普段より飲むペースを遅くすることができました。

 

些細なことですが、「食事をしながら飲む」を実践することで、たしかに飲みすぎを回避できそうです。ぜひ、お試しください。

 

<h2 id="お酒を飲む前・最中・飲んだ後に摂取すると良いもの">お酒を飲む前・最中・飲んだ後に摂取すると良いもの</h2>



 

<img alt="お酒を飲む前・最中・飲んだ後に摂取すると良いもの" data-entity-type="file" data-entity-uuid="0a2bfe0c-d9d4-4bfd-a6df-39e67a9dd65f" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/AdobeStock_481215988_0.jpeg?VersionId=q8SnNvZhpGheWXVw6RjeQYiH_7gqRyrR">

 

お酒を飲むときは、適切なタイミングで適切なものを摂取することで、体へのダメージを軽減でき、二日酔いの予防にもつながります。お酒を飲む前・最中・飲んだ後におすすめのものは、次の通りです。

 

<h3 id="お酒を飲む前">お酒を飲む前</h3>

お酒を飲む前は、タンパク質や脂質などを摂取するようにしましょう。

 

ヨーグルトや牛乳、チーズなどは手軽にタンパク質が摂れる上、アルコールと胃の粘膜の接触を緩和し、アルコールの吸収速度を緩やかにしてくれます。

 

また、お酒を飲むと脱水状態に陥りやすいため、先にコップ1杯程度の水を飲んでおくことも効果的です。

 

<h3 id="お酒を飲んでいる最中">お酒を飲んでいる最中</h3>

二日酔い対策として、まずサラダを食べるようにしましょう。野菜に含まれるビタミン類がアルコールの分解を手助けしてくれ、さらにドレッシングの油が胃や小腸の粘膜を保護してくれます。

 

また、豆腐や枝豆などの豆類は、タンパク質を豊富に含みアルコールの吸収を穏やかにしてくれる効果があるため、サラダと一緒に食べるとよいでしょう。

 

そして、お酒を飲んでいる最中も、こまめな水分補給を心がけることが大切です。

 

<h3 id="お酒を飲んだ後">お酒を飲んだ後</h3>

お酒を飲んだ後は、果物を食べるのがおすすめです。果物に含まれる果糖が、アルコールの分解を助けてくれます。食べるのが辛いときは、果汁が入ったオレンジジュースやグレープフルーツジュースを飲むのもよいでしょう。

 

また、アルコールで脱水状態になっている体には、水やお茶などよりも吸収の早いスポーツドリンクが最適です。 
 

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<a href="https://www.sugi-net.jp/sugi-channel/512">二日酔いにならない方法はある？お酒を飲む前から飲んだ後までの対策を紹介</a>

 

<img alt="スギ薬局経営理念" data-entity-type="file" data-entity-uuid="bfb3a0e6-639e-4f4c-8c7a-85048da8a5ff" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/sub_futter_B_202302%5B1%5D_32.jpg?VersionId=PbP5sFB2mAPD3iiw44Xq0Wh1cGN774Xa">
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