【医師監修】痰の色で病気がわかる？のどにからむ不快感を軽減する対処法を紹介に関する記事となります。スギ薬局が運営するWEBメディア【スギチャンネル】健康に関わる様々な情報や、お得な情報を発信中！

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【医師監修】痰の色で病気がわかる？のどにからむ不快感を軽減する対処法を紹介


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<div class="clip"><img src="https://d2nefnjlps8dly.cloudfront.net/ckeditor_template/images/img_toc.png"></div>

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<p class="toc-title">目次</p>

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	<li><a href="#%E7%97%B0%E3%81%AE%E8%89%B2%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8">痰の色からわかること</a>
	<ol>
		<li><a href="#%E9%80%8F%E6%98%8E%E3%81%AA%E7%97%B0">透明な痰</a></li>
		<li><a href="#%E9%BB%84%E8%89%B2%E3%81%84%E7%97%B0">黄色い痰</a></li>
		<li><a href="#%E7%B7%91%E8%89%B2%E3%81%AE%E7%97%B0">緑色の痰</a></li>
		<li><a href="#%E8%B5%A4%E3%81%84%E7%97%B0">赤い痰</a></li>
	</ol>
	</li>
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	<li><a href="#%E7%97%B0%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%9F%E9%9A%9B%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%87%A6%E6%B3%95">痰が出はじめた際の対処法</a>
	<ol>
		<li><a href="#%E7%97%B0%E3%82%92%E5%90%90%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%99">痰を吐き出す</a></li>
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		<li><a href="#%E9%83%A8%E5%B1%8B%E3%82%92%E5%8A%A0%E6%B9%BF%E3%81%99%E3%82%8B">部屋を加湿する</a></li>
		<li><a href="#%E5%96%AB%E7%85%99%E3%82%92%E6%8E%A7%E3%81%88%E3%82%8B">喫煙を控える</a></li>
	</ol>
	</li>
	<li><a href="#%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81">まとめ</a></li>
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<p style="line-height:1.38"> </p>

<p>たまに出る痰は気にならないものの、痰の量が増えたり色が変わったりすると不安に感じる方も多いのではないでしょうか。</p>

<p> </p>

<p><b>著しい体調の変化がなくても、痰の色が変わっている方は細菌やウイルス感染している可能性があります。</b>病気を悪化させないためにも、しっかりと対処しましょう。</p>

<p> </p>

<p>今回は、痰が出る原因や痰の色からわかる体調の変化について紹介します。痰による不快感を軽減する方法も解説しているので、痰の症状に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。</p>

<p> </p>

<h2 id="そもそも痰はなぜ出る？">そもそも痰はなぜ出る？</h2>
 

<p> </p>

<p>痰は異物を外に排出する生理的な反応です。<b>人間は呼吸をする際に、異物を吸引していることがあり、その異物を痰として排出しています。</b>痰はいわゆる「クリーナー」の働きをしていると覚えておきましょう。</p>

<p> </p>

<p>痰そのものは毎日少しずつ分泌されていますが、通常は身体の中で吸収されたり蒸発したりしているため、のどのあたりまで到達しません。</p>

<p> </p>

<p>しかし、痰は細菌やウイルスの感染、炎症により分泌量が増えると生理的に排出されます。普段は痰が気にならないのに、いつもより痰が絡んでいるように感じたり、頻繁に痰が排出されたりする方は、感染や炎症を疑いましょう。</p>

<p> </p>

<h2 id="痰の色からわかること">痰の色からわかること</h2>
 

<p> </p>

<p>痰の色から、感染が疑われる病気がわかる場合があります。医療機関を受診する際にも病気を判断する参考の1つになるので、体調が悪いときは痰の色をチェックしておきましょう。</p>

<p> </p>

<h3 id="透明な痰">透明な痰</h3>

<p><b>透明な痰は、初期の気管支炎や気管支喘息になった際によく見られます。</b>喘息を発症している場合は、透明な痰の量が多くなることもあるのでよく観察してみましょう。</p>

<p> </p>

<p>医療機関を受診する際は、痰がサラサラしているか、粘性があるかなどの情報も医師へ伝えましょう。</p>

<p> </p>

<h3 id="黄色い痰">黄色い痰</h3>

<p>薄く黄色味がかった痰が出ることがあります。<b>黄色い痰は細菌やウイルスの感染が疑われる</b>ので、体調に異変を感じる方は医療機関に相談しましょう。</p>

<p> </p>

<p>慢性的な気管支系の病気も、痰が黄色くなることがあります。痰の色だけでは病気や感染の有無は判断できません。あくまでも参考材料の1つとして捉えてください。</p>

<p> </p>

<h3 id="緑色の痰">緑色の痰</h3>

<p><b>細菌感染をしている場合、痰は黄色～緑に近い色になります。</b>痰の色が濃くなっている場合は早めに医療機関を受診しましょう。緑膿菌の感染や慢性副鼻腔炎などの病状が考えられます。</p>

<p> </p>

<p>痰の量や排出の頻度、粘度などもよく観察し、医師に伝えてください。</p>

<p> </p>

<h3 id="赤い痰">赤い痰</h3>

<p><b>気管支に傷がついている場合や、炎症が強いときは赤色の痰が出ることがあります。</b>一時的に気管支やのどが傷ついて血が混ざっている以外に、がんなどの重度な病気も疑われます。</p>

<p> </p>

<p>痰に血が混ざっているような状態であれば、すぐに医療機関を受診しましょう。<br>
 </p>

<h2 id="痰の色が濃い・量が増えたら医療機関へ">痰の色が濃い・量が増えたら医療機関へ</h2>

<p></p>

<p> </p>

<p><img alt="痰の色が濃い・量が増えたら医療機関へ" data-entity-type="file" data-entity-uuid="eab5e788-3b50-4754-af6d-c4851a765f02" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/NO110-2.jpeg?VersionId=1UkGBt0nmx0mCsUANXbHpHMjepNkKCHm"></p>

<p> </p>

<p>痰の状態だけでは、個人で身体の異変を確認するのは難しいです。痰の色が濃いと感じる場合や量が増えたと感じた場合は、医療機関に相談しましょう。</p>

<p> </p>

<p>痰以外の症状がある方は、受診時に医師に伝えてください。<b>痰はあくまでも病気の症状の1つでしかないケースも多いため、身体の状態を知るためにもきちんと体調の変化を医師に伝えることが大切です。</b></p>

<p> </p>

<p>個人で対処しようとはせず、きちんと医療機関を受診し、治療をしましょう。</p>

<p> </p>

<p></p>

<h2 id="痰が出はじめた際の対処法">痰が出はじめた際の対処法</h2>
 

<p> </p>

<p>ここでは、痰が出はじめた際の対処法を紹介します。病気を治療する方法ではありませんが、症状を緩和する効果は期待ができる可能性があるので、不快感を軽減したい方は参考にしてください。<br>
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<h3 id="痰を吐き出す">痰を吐き出す</h3>

<p>痰が絡んだままだと呼吸がしにくく、息苦しく感じることがあります。<b>痰が絡んだまま放置すると細菌も繁殖しやすいため、定期的に吐き出すのが望ましいです。</b></p>

<p> </p>

<p>深呼吸を何度か繰り返し、軽く咳をするように痰を吐き出しましょう。ただし、何度も痰を吐き出す行為を繰り返したり、無理やり痰を吐き出そうとしたりすると、のどを痛める可能性があるので注意してください。</p>

<p> </p>

<p>のどや気管支に負担がかからない程度に痰を吐き出しましょう。</p>

<p> </p>

<h3 id="水分を摂取する">水分を摂取する</h3>

<p><b>痰をやわらかくして排出しやすくするためにも、意識的に水分補給を行いましょう。</b>痰の濃度が薄まることで、吐き出しやすくなります。</p>

<p> </p>

<p>ただし、水分補給の際は、糖分やカフェインの摂り過ぎに注意してください。水や白湯をメインに水分補給を行いましょう。</p>

<p> </p>

<p>温かい飲み物を飲むと、鼻やのどを加湿し、痰が出しやすくなります。また、身体全体が温まり血行も良くなり、呼吸が楽になります。</p>

<p> </p>

<h3 id="部屋を加湿する">部屋を加湿する</h3>

<p>空気が乾燥すると痰も硬くなりやすい傾向にあります。<b>痰が硬くなると排出しにくくなるため、室内が乾燥しないように注意しましょう。</b></p>

<p> </p>

<p>加湿器や濡らしたタオルを活用し、室内を加湿してください。湿度管理をしたい方は、湿度計も活用しながら空気の乾燥を防ぎましょう。</p>

<p> </p>

<p>濡れたマスクをつけると、喉や鼻の粘膜を潤す効果があり、鼻呼吸も促すため、症状を和らげる効果があります。</p>

<p> </p>

<h3 id="喫煙を控える">喫煙を控える</h3>

<p>喫煙習慣のある方は、タバコを控えてください。<b>喫煙は痰の量を増やす傾向にあり、痰による症状がよりつらくなる可能性があります。</b></p>

<p> </p>

<p>また、喫煙が原因のCOPD（慢性閉塞性肺疾患）と呼ばれる慢性気管支炎や肺気腫により、痰が出ている可能性も考えられます。</p>

<p> </p>

<p>COPDは痰を排出する機能が低下したり、痰がたまりやすくなったりするので、喫煙習慣のある方は控えるようにしましょう。</p>

<p> </p>

<h2 id="まとめ">まとめ</h2>
 

<p></p>

<p> </p>

<p>痰の色が変わった方や量が増えた方は、細菌やウイルスの感染、病気が関係している可能性があります。症状を悪化させないためにも、きちんと医療機関を受診しましょう。</p>

<p> </p>

<p>痰による不快な症状を緩和したい方は、意識的に水分を摂ったり部屋を加湿したりしながら痰が硬くなるのを防いでください。</p>

<p> </p>

<p>喫煙が痰の原因かもしれないと感じる方は、禁煙をサポートするアイテムもチェックしてみましょう。</p>

<p> </p>

<p>スギ薬局では、飲料や禁煙サポートに役立つガムなどを販売しています。スギポイントやクーポンを活用して、スギ薬局でお得にお買い物をしてください。</p>

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<p>【監修者情報】</p>

<p><img alt="監修者_川上 洋平" data-entity-type="file" data-entity-uuid="f0efa7c0-5852-4214-a501-b3ce333122b7" height="438" src="https://d14p2jubfs5ppc.cloudfront.net/media/image/ckeditor/NO108-110_%E7%9B%A3%E4%BF%AE%E8%80%85%E7%94%BB%E5%83%8F_%E5%B7%9D%E4%B8%8A%20%E6%B4%8B%E5%B9%B3.jpg?VersionId=RWJnJpsqFJ5X79fxEostEdGkwl2BJG.Q" width="342"><br>
かわかみ整形外科クリニック<br>
院長・医学博士：川上 洋平</p>

<p> </p>

<p>神戸大学医学部卒業。米国ピッツバーグ大学に留学し、膝関節外科、再生医療、スポーツ医学を学び、神戸大学病院、新須磨病院勤務を経て、患者さんにやさしく分かりやすい医療を提供することを目的に、かわかみ整形外科クリニック（神戸市）を開業。日本整形外科学会専門医。</p>

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<p><a href="https://kawakamiseikei.jp/">https://kawakamiseikei.jp/</a></p>

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